5代目となる代表・越智貴則が専業農家としての覚悟を決めたのは約10年前のこと。販路拡大、産直や飲食店などお取引先が多様化するにつれて、インパクトのある屋号が欲しいと思いをめぐらせるようになりました。 そんな時真っ先に浮かんだのは、先代が手探りで始めた農地を2ヘクタールまで広げ、農家としての基盤を作ってくれた3代目鍋雄のことであります。 代々大切にしてきた土地はもちろん、祖父のその覚悟と意志をも受け継ぐ意味を込めて、名前の一文字をもらい『鍋屋ファーム』として出発することになりました。
大学卒業後、サラリーマンを経験し、四十歳の時に就農した私のモットーは「伝統を守りつつ新しいことへチャレンジする」であります。農作業の合間には経営セミナーや県内外の勉強会にも積極的に参加し、安定した品質の提供、時代に合わせデータ管理する農業にいち早く取り組んできました。またチャレンジのひとつとして減農薬・有機質肥料のみでの栽培(特別栽培米・ヒノヒカリ)に着手しています。そして当社で栽培するお米を石鎚山を敬い「石鎚銀しゃり米」と命名しました。就農以来、夫婦二人三脚で試行錯誤しながら受け継いだ農地も着実に拡大しています。 農業は未だにマイナスのイメージが残り、なおかつ高齢化による担い手不足・食料自給率の低下・輸入農産物による影響など様々な問題に直面しています。そんな状況の中でも農業の転機ととらえ、ITなど新しい農業への挑戦・現代のライフスタイルに合わせて変革していく、それが延いては農業を担う後継者の育成にも繋がると考え、積極的な農業経営に取り組んでいきます。 ふるさと西条の農業の発展のためにも、尽力し成長し続けます。
石鎚山系のミネラル分の豊富な伏流水を利用しています。
減農薬に努めています。
(できる限り農薬を使用せず、稲の調子を見ながら育てています。)
光選別機を導入しています。
(カメムシ被害米や着色米、異物を取り除いています。)
100%単一原料米です。
(他品種とのブレンドを行っていません。)
有機質肥料を使用しています。
(特別栽培米)
フレコンバッグに詰めて出荷する「フレコン出荷」システムを導入しています。
社名 | 鍋屋ファーム |
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代表者 | 越智 貴則 |
所在地 |
愛媛県西条市樋之口109番地
事務所 |
info@nabeya-farm.jp | |
設立 | 平成25年1月4日 |
事業概要 | 米・麦・野菜の生産及び販売、作業受託 |
主要取引先 |
にくぶき株式会社 ヌーヴェル・テロワール いとまちマルシェ 定食の店『なか仲』 ル・ソレイユ JAえひめ未来 (敬称略) |